お知らせ 本願寺 眞無量院からのお知らせです。

平成27年1月17日(土)「和讃講座」開講のお知らせ(更新日 2014/12/06)

下記の日程にて、次回「和讃講座」を開講致します。
飛び込みでの参加も受け付けておりますので、皆様どうぞお気軽にお越しください。

  • 日時:平成27年1月17日(土)午後1時から
  • 場所:福井県あわら市 眞無量院吉崎御坊 本堂
  • 講師:宮崎慎(吉崎御坊 御堂番)
  • 御取次和讃:「顔容端政たぐひなし」「安楽国をねがふひと」
       「十方諸有の衆生は」「若不生者のちかひゆへ」
    の四首
  • 参加冥加金:500円(蓮如の道を歩む会 吉崎講講員は無料)
  • お問い合わせ:0776-75-2226
       (申込受付:吉崎御坊 寺務所法務課)
講師:宮崎慎

浄土真宗の「和讃」とは、三帖和讃と言い、親鸞聖人ご著書である『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』の総称であります。
浄土真宗開山親鸞聖人は、関東より、なつかしの京都に帰られてから、まもなく和讃を書き始められ、そして、『浄土和讃』を制作し終わるや『高僧和讃』を著わされました。

その最後に、
「宝治二年(1248)初月下旬第一日 釈親鸞七十六歳 これを書きおわんぬ 見写する人は、必ず南無阿弥陀仏をとのうべし」
という奥書を入れられて、その完成を告げられておれます。

さらに正嘉元年(1257)85歳で『正像末和讃』を著わされました。
三部作ともいえるこの三帖和讃は、古来「和語の教行信証」といわれてきたほど、浄土真宗の重要な教義を片仮名まじりの日本のことばで、私たちのために書き遺してくだされた、いわば親鸞聖人の遺産であります。

また和讃の中の現世利益和讃のところで「和讃」の左に「やわらげ ほめ」という訓をつけられているところを見て、和讃とはただ日本のことばで書いた讃歌という意味だけでなく、私たちには理解が難しかろうという親切から、やわらげて讃嘆されたのであります。

講座のはじめに、此度頂戴する和讃を
皆で朗読します
講座は御堂にておこなわれます

吉崎御坊「和讃講座」では、この親鸞聖人の御遺産であります「和讃」が意図することを、現代での例え話を交えながら、さらにわかりやすく解説してまいります。皆さまお誘いあわせの上、是非、ご参加くださいませ。