お知らせ 本願寺 眞無量院からのお知らせです。

宗学堂東京学院にて春季彼岸会法要が厳修されました。(更新日 2016/05/12)

平成28年5月1日(日)午後4時より、東京学院におきまして本願寺眞無量院霊眞院大谷飛鳥御住職殿御直修のもと、関東地方在住の僧侶を中心に春季彼岸会法要がお勤まりになりました。

本彼岸会法要は、本山から遠くなかなか京都に上山できない東京学院出身の関東地方在住僧侶の要望に応える形で初めて厳修されたもので、出仕した僧侶にとっては「実践での研鑽の場」となり、また当日は東京学院で学んだ生徒や生徒のご家族も多数参詣され、大変意義深い法要となりました。

法要に続き、出仕をした僧侶代表2名がこの度の法会に際して感話を行ないました。感話では東京学院の学びを経て僧侶となり、改めて仏教を学ぶの大切さ、そして感謝しても感謝しきれないほど阿弥陀如来の御本願がありがたく感じる現在の心境などを参詣されている方々にお話しました。

感話後は、御住職殿から「寺号である眞無量院語源の意味と願いを懇切丁寧にお話しされ、僧侶である私たちは人を救い取ることはできないがそれをお手伝いすることはできる。一緒に報恩行を行いながら、具体的に何ができるのかをじっくりと考えていきましょう」とのお言葉を賜り本年の春季彼岸会を終えることとなりました。

法要執行の様子

法要後は、東京学院から場所を変えた会場にてお斎を頂戴し、僧俗共に食を頂きながら現在の宗教問題や、今後の教化布教に際しての話。そして、今後の僧侶としての抱負や願いなど活発に意見を述べるなど、終始有意義な法会となりました。