お知らせ 本願寺 眞無量院からのお知らせです。

西横浜にて大谷執事長によるカフェ法話が行われました。(更新日 2016/05/12)

平成28年4月30日(日)午後5時30分より、横浜市西区にあるカフェ・ターブルドートにおきまして本山本願寺執事長・宗学堂声明講師の大谷浩文師よる『ぶっちゃけ法話』と題した法話会が行われました。

カフェ・ターブルドートは、東京学院中等科受講生で、本願寺宗門僧侶の西村守人(法名 釋守境)氏が単にカフェの運営だけではなく、

  • 1.地域の活性化
  • 2.元気な高齢者の雇用
  • 3.子育て支援を三本の柱

とし、僧侶としてお店が地域のコミュニティの場として誰しもが不安や悩み等を語り合える場となればという思いで本年3月にオープンしたお店です。

お店では様々なイベントを行っており、今回西村氏の要請により実現した法話会で、当日は地域の方々約20名の方が法話会に参加されました。

法話といえば堅苦しく難しい仏教の話という印象を受けますが、カフェならではの和やかな雰囲気の中、僧侶と参加者が膝を交え、お茶を飲みながら仏教の話に耳を傾け、わからないことがあったら何でもすぐに聞けるという新たな形の法話会、まさにぶっちゃけ法話となりました。

法話の様子

コンサートの様子

法話のあとは、お店のオーナ、僧侶である西村氏が、宗祖親鸞聖人が御つくりになられた三帖和讃(浄土・高僧・正像末)の素晴らしさを解説し、これを多くの方に知っていただき口遊んでいただきたい。和讃は七五調でつくられており、みんなが知っているメロディーにも合わせて歌うことができるとして、ギターに合わせて和讃を歌うミニコンサートが行われました。コンサートでは誰もが知っている童謡「ふるさと」に合わせて浄土和讃が歌ったり、洋楽「イマジン」に合わせて歌ったりと、普段和讃に接したことのない方にも身近に浄土真宗のみ教えが感じられたことです。仏教の話を聞く、僧侶と話をするとうことはお寺でしか聞けないものではありません。

時代が変わり、仏教離れ寺院離れが進む昨今ですが、このような新しい試みから新たに仏法聴聞の場が広がり、仏教が身近な存在になり、しいては信仰の場が多様化することを期待しています。