初等科学習課程
儀式科目 初級声明
初級声明では、御経本に記される様々な記号や節譜（語句に記されている節）をわかり易く解説します。墓前読経（勧衆偈）、日常勤行（正信偈）、年忌法要（仏説阿弥陀経）の勤め方や作法を学びます。また、学習資料を通じ、読経の意味、年中行事の由来、御仏壇（お内仏）の荘厳の仕方、仏具の名称等を説明し学びます。
【受講数：年間10回 講義時間：2時間】
- 声明とは、御釈迦様がお説き下さった御経（浄土三部経）や御開山親鸞聖人がお書きになられた偈文（正信偈等）、念仏（南無阿弥陀佛）に節譜をつけ、声に出し勤めることです。それは仏教儀式の歌唱による音楽、いわゆる仏教音楽とされるものでもあり、仏徳讃嘆するうえで大変重要な意味があります。
教学科目 仏教入門
御釈迦様（釋尊）は、その御生涯の中で真理を悟られました。仏教入門では、真理の御言葉のひとつひとつを解釈していくことを通じて、釈尊の御教えに触れ、仏教の神髄を学んでいきたいと思います。 またその後に、その御教えが世界各国、そして日本に、どのように伝わっていったかを見ていきたいと思います。
【受講数：年間10回 講義時間：2時間】
教学科目 真宗入門
真宗入門では、本願寺第8世法主蓮如上人の「正信偈大意」から、浄土真宗の教義について学んでいきたいと思います。
【受講数：年間10回 講義時間：2時間】
- 鸞聖人のご著書『教行信証』の中にある「正信念仏偈（正信偈）」とは、浄土真宗の朝夕のお勤めに用いられ、最も親しまれている御聖教のひとつです。親鸞聖人は「正信念仏偈」で、阿弥陀如来の本願力をたたえ、また七高僧（聖人が選んだインド・中国・日本の仏の教えを説き伝えた7人の高僧）の論釈から浄土真宗の教えを説いておられます。
