課程概要

中等科専門課程

儀式科目 中級声明

中級声明では、声明講義のみならず法衣の着付けや御堂への出退出の作法、鏧の打ち方等の儀式作法を学びます。
実践の法務、御堂の御給仕等を実践し僧侶としての経験と研鑽を積み、学びます。

【受講数:2年間20回 中等科前期講義時間:2時間 中等科後期講義時間:1時間半】

教学科目 仏教学

仏教学では、「人々の生活全体が仏教である」という視座の「実践的な仏教学」を構成し、人々の生活のうちに真実の仏教生活が成立する「仏教行動」について解説する。
生老病死の解脱と善行を求めて出家されたゴータマ・ブッダ(釈尊)の「修行」の意味、「如実知見」と「縁起の理法」を思惟するうちに明らめられた正覚(仏法)=十二縁起・四諦八正道など、それに四法印すなわち無常・無我・苦・涅槃の覚りから発露する仏教行動の実践によってはじまる、新鮮で心豊かな仏教生活の在り方を中心に学び、この仏教行動はブッダの(釈尊)の正覚を佛教の本流とする親鸞聖人の念仏道につながる「誠の信心」を内包するものであることへの認識を深めるよう学びます。

【受講数:2年間20回 講義時間:2時間】

教学科目 真宗学

真宗の御聖教とは、浄土三部経や七高僧の著書、真宗歴代の著作を指します。真宗学では、こうした御聖教の中から一冊を選び、一年間にわたって購読をしていきます。(『大無量寿経』「親鸞聖人御消息集」など)。 そこに示された内容を理解するとともに、親鸞聖人が顕かにされた真宗念佛の教えを体系的に捉えることを目指していきます。こうした学びを通し、佛祖の言葉がどのように私たちにとどき、私たちを導くべくはたらいてくださっているのか、受講される方がた一人一人が心に尋ねつつ学ぶことを目指します。

【受講数:2年間20回 講義時間:2時間】

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