法務案内 本願寺 眞無量院の法務案内について紹介いたします。

帰敬式

帰敬式とは、御本尊阿弥陀如来の御前で、浄土真宗の門徒として仏・法・僧の三宝に帰依する身となる大切な儀式で、帰敬式受式後、仏弟子となったお印として本山より法名(または院号法名)を賜ります。
別院帰敬式では、本山連枝殿である別院住職が御執行くださります。
帰敬式は当別院ではなく本山御堂に於いても受式することができます。
本山での帰敬式受式ご希望の方はお問い合わせください。

別院が執行する法務内容(随時受付)

下 附 内 容 冥加金
法名下附 釋○○ 130,000円
院号法名下附 □□院釋○○ 300,000円
  • ※法名を頂く方が女性の場合、釋の後に「尼」の一字が入ります。
  • ※浄土真宗では法名の下に、居士・大姉・信士・信女・位・霊位などはつけません
帰敬式では受式者が式中に「三帰依文を唱和します。これは仏・法・僧に帰依する文であります。仏とは、私たちを救う阿弥陀如来であり、法とは、その御教えであるお念仏(南無阿弥陀仏)、そして僧とは、仏・法に帰依し歩みを一つとする教団(僧伽)のことです。この三つが過去・現在・未来の三世を貫くもっとも尊い真実の宝であることから三宝と呼ばれ、三宝に帰依することを表明するのが帰敬式です。
帰敬式を受けると、仏弟子として、また真宗門徒としての名告り(なのり)である法名を本山より賜ります。これは、仏の教えをもって人生を生きていくという自覚の証としてつけられる名前です。ですから死んでからつけられる名前だと思っている人もおられますが、それは間違いです。また、浄土真宗では他宗派のような戒名という言い方はいたしません。戒名とは、自力修行を目指して五戒・十戒・具足戒・菩薩戒などの厳しい戒律を受ける人たち(受戒)がいただく名前であり、阿弥陀如来の御本願(四十八願)を信じ、信心を育む真宗門徒においては自力修行や受戒を必要としないからです。
帰敬式を受式して、真宗門徒として御法主台下のもと、親鸞聖人の御教えを日々聞法していく念仏者としての第二の人生が始まるのです。